まず、紹介したいのは、Illustratorの新機能ー「ライブカラー」。
このメニューを選択すると、ドキュメントで使用されているカラーが自動的にすべてマッピングされたカラーホイールが表示されます。
つまり、ドキュメントで使用されているカラーの色相・トーンが一望できるわけです。

これだけでもナカナカですが、スゴイのは、それら使用されているカラーの相対的位置関係を維持したまま、カラーを一括変更できるということです。わかりますか？
極おおざっぱにいうと、たとえば、「対照トーン・類似色相」という配色パターンを維持したまま、一括して色相をずらしたり、彩度を上げたり下げたりできるのです。
これはちょっとすごくないですか？
いままでですと、ひとつひとつ、他の色とのトーンや色相の関係を考えながら色を変更していかなければならなかったのが、取りあえず考えないで変更できちゃうわけです。
うーん使ってみたい。

Photoshopで、ワタシが個人的にいちばん惹かれたのが、「自動合成」
これは、似た画像を合成して一つの画像を作ったり、パノラマ写真を作るときに便利な機能で、特にパノラマ写真を作るときに威力を発揮する。
複数の写真をパチパチ撮ってパノラマ写真にする場合、いままでだと、特別なアプリを使ったり、ちょっとしたテクニックが必要でしたが、これを使うと、アラ不思議、ほんと全自動。
レイヤー状に複数の画像を重ねたら、あとはメニューを選択するだけ。あというまに継ぎ目の比率も調整され、パノラマ写真の出来上がり、しかも色調補正もしてくれる。これには会場がどよめいた。
まあ、デモ用のデータを用意してるのだろうけれど、それにしてもスゴイ。
趣味で旅行で風景写真を撮ったりするので、これは是非使ってみたい。

この外、細かいところに気の利いた便利な機能がめじろ押し。
ワタシ、アップグレードするかも知れません。

そのまえにMacintoshをアップグレードしたいのだが。