色が変!Canon BJ F9000プリンタヘッド交換
いまやプリンタの主流は複合機、ますます多機能化?の様相ですが、ウチはいまだ5年前のCanon BJ F9000が現役(させたい)。
そのCanon BJ F9000の色が変。
カラーマッチングとかという以前に色調が明らかに変。(上の画像)
これをなんとか解決。という顛末です。
上の画像は用紙設定をフォトペーパーとかにした場合。
用紙設定を普通紙にすると下の画像のようになります。
こちらは色調はいちおうまともです。
でも、細かいスジが出てしまい到底美しい画質とは言えません。
そこでプリンタのユーティリティーを起動し、ノズルチェックパターンを印刷してみると下図のように。
これを見る限り、パターンの欠けやスジもなく正常なように見えます。
しかし、よくよくこれを見ると変なのです。
上部の6つのパターンはインクタンク6色のインクが正常に出ているかを示しています。
その6色というのは「シアン」「マゼンタ」「イエロー」「ブラック」「フォトシアン」「フォトマゼンタ」なわけですが、フォトシアンのパターンがプリントされるべきところ(左下のパターン)がブラックで、フォトマゼンタのパターンがプリントされるべきところ(右下)がシアンになっているのです!!
どうやら隣のインクタンクのインクが侵食しているらしいのです。
プリンタのフロントカバーを開けて見ると、なるほどフォトシアンのとなりがブラックで、フォトマゼンタのとなりがシアン。
用紙設定「普通紙」ではフォトシアン、フォトマゼンタを使用しないため、色調に異常がなかったわけなのです。
プリンタユーティリティーでヘッドリフレッシングを数回実行することでこの問題は解消されました。
ところが、しばらくすると、またもとどおり。
プリントヘッドの交換が必要なようです。
プリントヘッドが交換できるというのがキャノンのプリンタのよいところ(?)。とはいえ結構な出費でしたが(下記のリンク参照)。ネットで購入。
これでめでたく正常な色調でプリントできることとなりました。
ノズルチェックパターンも正常。
これで年賀状間に合います。
【参考】
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