荒野の用心棒 完全版 スペシャル・エディション


今日届きました。見ました。コレは買いです!買ってよかった。
スペシャル・エディション数あれど、このエディションの特典映像はびっくり。
いくつかの映像特典が入って3枚組なんですが、そのいちばんびっくりというのが、米TVオンエア用に付け加えられたというプロローグ・シーン。

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当時のアメリカ製西部劇では、法と正義の名の元に金のバッチの保安官が主人公。勧善懲悪の倫理観かちかちの世界。それに対して本作の様なイタリア製西部劇(マカロニ・ウエスタン)では、カネが目当ての賞金稼ぎが主人公。たいした理由もなく、ばったばったと撃ち殺す。そんな物語をアメリカの家庭むけにテレビ放映することができるわけもなく、しかたなく、賞金稼ぎの主人公の行動を正当化させるために苦肉の策で付け加えたというプロローグ。
本作とは全く関係なく、別撮りされたという。主人公クリント・イーストウッドのように見えるけれど顔が写らないアングルで撮影された全くの別人。よーく見ると衣装のポンチョの柄とか、ガンベルトのディティールが違ってて別物と分かるのだけど、よくできてる。
1970年代にいちどだけ米国でテレビ放映されたものらしい。

マカロニ・ウエスタンのフリークだとしたら必見です。

マカロニ・ウエスタンってなに?っていう方はこちらをご覧ください。→A Fistful Of...

【参考】
荒野の用心棒・完全版 スペシャル・エディション

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