鶏の煮込みローマ風
今からもう18年近く前になります。ローマ。
初めての異国の地でした。初めて直に触れる異国の情緒、それでいてどこか懐かしいような不思議は感触は今も忘れられない。とても思い入れのある町だ。
あの頃は通貨はもちろんリラだった。
ずいぶん物価が安く感じられたのも今は昔。
ユーロになってしまって、今日のニュースではユーロ高で、ブランド目当ての旅人も、もはや安いとは感じられなくなってるそうだ。
時代は変わっていくものです。
さて、この料理、現地で食したわけではありませんが、イタリア料理のレシピ本で知りました。
赤ピーマンを使うところがローマ風らしい。
その簡略版。だけど簡単でウマイですよ。
《今日の材料4人分くらい》
鶏ぶつ切り肉600g、赤ピーマン2個、玉ねぎ1個、ニンニク1片、トマトの水煮缶1、白ワイン50ml、コンソメキューブ2、オリーブオイル 塩コショウ適量。
《今日の作り方》
- 刻んだニンニクとオリーブオイルを鍋に入れ弱火にかける。
- 塩コショウした鶏肉を入れ表面を炒める。
- 肉の表面に焼き色がついてきたらワインを加えアルコールをとばす。
- すり下ろした玉ねぎ、トマト水煮缶、細切りにしたピーマン、コンソメキューブを入れフタをする。
- 煮立ったら弱火にし、1時間ほど煮込む。途中何度かかき回す。
- 煮上がったら塩コショウで味を調える。
玉ねぎをすり下ろすのは意外と面倒かと思いますが、半分くらい下ろしたらあとはぶつ切りで。適当で良いんです。
下ろしたほうが全体にとろっとしてワタシは好きですね。
あまったらパスタのソースにしてもぴったりです。
この手の煮込みに使う鍋は厚手のが良いんだと思います。
ワタシはビタ・クラフトを10年来使っております。値段が値段だけに良い具合です。
'06.11.29 | カテゴリー : イタリアン