斜塔、ドゥオーモ、洗礼堂のあるこの広場は奇跡の広場と呼ばれている。
ドゥオーモは1063年に建築が開始された。
当時は、他の建築物を解体して建築資材とすることが多かったという。石材の一部に刻印が見える。
ピーサ・ロマネスク様式をよく伝えるファサード。3層の小円柱の装飾が優雅に続いている。
濃淡の大理石を交互に組んだ美しい作りは内部にまでおよぶ。
ガリレイのランプ。このランプの揺れを見てガリレイが等時性運動の理論を思いついたという。ガリレオ・ガリレイはピサの出身。斜塔から重さの異なる2つの球を落下させる実験をしたというエピソードも有名。
1302年から1311年にかけて作られたジョバンニ・ピサーノによる説教壇。