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イラクリオン(クレタ島)最初の夕食


ホテルのすぐそばに「地球の歩き方」にも載っていた「TABEPNEIO」というタベルナ(ギリシアの食堂)がある。
地元人が食べに来るといった、よさそうな雰囲気の店。
町の中心部にも行ってみたけれど、やはり気になって「TABEPNEIO」へ。

とにもかくにもグリーク・サラダを食べなきゃ始まらない。
正しくはホリアティキ(田舎風)・サラダというらしい。
ギリシア伝統のフェタ・チーズがのったサラダ。
ここのはフェタが2切れのっててなかなかボリュームがある。ざっくり切ったトマトも味が濃くて美味しい。
これで3.5ユーロ。


もう一つ、ギリシアに来たからには必ず食べたいと個人的に思っているのがこのドルマダキア。 ブドウの葉で米を包んで煮たもの。ちょっと酸味があってオリーブオイルが効いていて美味しい。エッグレモンソース(卵にレモン汁を加えスープで伸ばしたもの)が添えられていたりするが、これはヨーグルトソースのよう。おいしい。3ユーロ。
メインはチキンのロースト。これは店主の今日のおすすめのなかの一品。 皮がカリッと、なかはジュワッ。 付け合わせのポテトも冷凍物とかではなく、ちゃんとしたローストでこれまたおいしい。6ユーロ。

奥に見えるのが、これまたギリシア料理の定番、イエミスティス。
くりぬいたトマトやピーマンに調理した米をつめてオーブンで焼いたもの。
英語的にいえば、スタッフドトマトとかスタッフドピーマンという。奥手前のはスタッフドエッグプラント。つまり茄子。これは初めて。トマトの2つ茄子1つ全部で6ユーロ。




地元の人と思われるグループが会食というか宴会をしていたのだが、興に乗った彼らがおもてに出てダンスを始めた。
こういう場面に遭遇できただけでもこの店を選んだ甲斐があったと思う。
隣のテーブルでは常連と思われる男性がちびちびと飲み物を飲みながらクロスワードに興じていた。
そんな地元の生活の一部に触れることができるのがなんか楽しい。
ほんとは片言でも英語がしゃべれたりすればお互い片言でコミュニケーションできることもあるのかと思うのだけれど、如何せんこちらは片言以前の語学力なので残念。
日本人的スマイルでごまかします。



「TABEPNEIO」の外観。

イラクリオンの夜は更けます。

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